今夜いよいよ放送。
放送に至るまでは、様々な紆余曲折があり、フジテレビとしては満を持しての放送と言えるのではないだろうか。
Wikipediaより出典─
ベストセラーとなったこの作品のドラマ化を求め、リリー・フランキーのもとには多数のオファーが寄せられた。 だがリリーは、自らの手で演出したいと切望したドラマ界の重鎮・久世光彦にドラマ化を委ねることにした。久世の情熱に打たれたのと同時に、リリーが久世ドラマのファンであったことがその理由である。
こうしてテレビドラマ版は久世が経営する制作会社・カノックスが手がけることになり、放送局はフジテレビに決定した。
演出にあたって久世は、東京キー局では主役経験の少ない大泉洋を抜擢。その一方で久世作品には欠かせない名女優・田中裕子を母親役に据え、ほかにも「久世組」の加藤治子や小林薫・樹木希林らに声を掛けるなど着実に準備を進めていた。
しかし脚本も完成しクランクイン直前となった2006年3月、久世は急逝した。
一時は制作中止も検討されたが、久世は生前プロデューサーらに対して、もし自分に何かあっても必ずドラマを作ってくれと言い残していた。そこで残されたスタッフは、演出にフジテレビの西谷弘を新たに起用することで制作を続行することにした。
「最後の久世作品」という特別な意味合いを持つなかで撮影は進み、2006年7月29日にフジテレビ系列「土曜プレミアム」枠で放送することも決定していた。
だが、放送直前の2006年7月、杉本春男役だった元極楽とんぼ・山本圭一が不祥事を起こし、同日の放送が中止となった(通常は映画枠のため、「オーシャンズ11」に差し替え)。
「このままお蔵入りか」とも噂されるなか、フジテレビの村上光一社長は7月24日の定例会見で、「(中止は)絶対に無く、今秋をメドに結論を出す」と撮り直しの可能性も示唆した。
そして、杉本春男役を塚地武雅(ドランクドラゴン)に差し替え、杉本が出演するシーンを撮り直して再編集することになった。
こうした紆余曲折を経て、ようやく同年11月18日に「土曜プレミアム」枠で放送されることが決まった。
キャスト
中川栄子 - 田中裕子
"ボク"の母親。オカン。旧姓・藤本。
中川雅也 - 大泉洋
少年時代の中川雅也 - 神木隆之介
"ボク"
成田真沙美 - 広末涼子
藤本法子 - 大塚寧々
中川弘治 - 蟹江敬三
"ボク"の父親、オトン。
藤本 種 - 加藤治子
方南町の大家 … 樹木希林
奥寺 - 小林薫
輪島 - 竹中直人
榎本 - 佐藤隆太
前野範人 - 岡田義徳
少年時代の前野範人 - 米谷真一
杉本春男 - 塚地武雅(ドランクドラゴン)
当初は極楽とんぼの山本圭一が配役、収録が行われたが、
上述の通り降板。撮り直しが行われた。
少年時代の杉本春男 - 細山貴嶺
バカボン。雅也の幼馴染。
多田羅正行 - 蛭子能収
役名不明 - 久本雅美
スタッフ
原作:リリー・フランキー(扶桑社刊)
脚本:土田英生
企画:久世光彦(カノックス)、和田行・小松純也(フジテレビ)
プロデューサー:三浦寛二・三輪源一(カノックス)
演出:西谷弘(フジテレビ)
制作:フジテレビ、カノックス
公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/tokyotower/index2.html